〜2020.3.31をもって、益城町支え合いセンターみなし仮設部門の業務委託は終了しました〜
熊本地震の被災者への支援は引き続き独自に行っております。お困りごとがある際は、遠慮なくご相談下さい。






一般社団法人 minori は 益城町支え合いセンター みなし仮設住宅部門 事業を受託しています。

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相談支援について詳しいことを知りたい

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 日々の生活の中でお困りのことはないか。

 悩んでおられる方はいないか。

 お手伝いできることはないか。

 手続きや助成などの情報が届いているか。

 今ここでのこと。昔からのこと。これから未来のこと。

 様々なことをお聞きし、支援につなげる為に、ご自宅へのご訪問をメインにして活動を行っています。


 お会いできれば、とても嬉しいです。


 ご不在の場合は、不在票を投函しています。

 連絡先の記載がありますので、お困りの場合は是非ご連絡ください。


みなし仮設とは?

 大規模な災害が発生した際、生活再建を目的として、地方公共団体が民間住宅を借り上げ、被災者に対して仮設住宅として供与し、その賃貸住宅を国や自治体が提供する仮設住宅に準じるものとみなす制度、及びその住宅のことを言います。正式な用語は、民間賃貸住宅の借上げ(みなし仮設)です。
  現在は、一般に仮設住宅と言うとプレハブの仮設住宅を指すことが多いですが、今後は、被災者の利便性の面からも、自治体の予算の面からも、みなし仮設の利用が増えていくと思われます。


・自治体のメリット

 プレハブ仮設のように建設・撤去の手間が要らず、コストが安く済む。
 建設の為の土地の確保が必要ない。



・被災者のメリット

 立地・条件の選択の幅が広い。

 一般的にプレハブ仮設よりも快適な環境が得られると思われる。

 実際には、プレハブ仮設への応募とみなし仮設探しを同時並行した人も多く、プレハブ仮設の抽選に外れた場合の二次対策にもなる。

 自営業等の生活の不規則な世帯の方、障碍児・ペットがいる等で、騒音等他人の迷惑を考える必要がある世帯の方にとっては、近所とのトラブル等を考えると、唯一の選択肢となり得る。
 ただしこれは、大規模災害という緊急時において、特に支援が必要な方が支援の手から遠ざかることにも繋がり、デメリットの側面も持つ。



・デメリット

 数が十分に確保できるとは言えない。メリットのはずの立地・条件の選択も、結局はこれに左右される。部屋の取り合いになる為、入った情報に飛びつくしかなく、選んでいる暇など無いのが現実。高齢者等の情報弱者が取り残される。

 転居先が民間賃貸住宅なので、エアコンや冷蔵庫、洗濯機、コンロ等、通常の転居で必要になるものはほぼ自腹になる。敷金・礼金の一時立替も必要。プレハブ仮設では、その仮設にも拠るが、生活最低必需品は既に用意されていることが多い。
 この部分の支援格差を嘆く声は、みなし仮設の支援の中で大変よく聞かれる声のひとつと言える。

 居住地域が分断されるため、支援を十分に受けられなかったり、孤立が容易に起きる。プレハブ仮設で期待されるような被災者同士の見守りや団結が難しい。

 精神的・肉体的・財産的にダメージがあり、余裕の無い状態の被災者が、馴染みの無い既存コミュニティに放り込まれる形になる。既存コミュニティ側に理解や配慮が無い場合も多く、被災者がみなし仮設の利用者であることを公開すると、差別・排斥が生じる場合もある。

 個人情報の壁があり、助成等の情報が行き届かない。支援がしにくい。



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 様々な情報がありますが、今後、災害対策としてみなし仮設の利用が増えていくことは間違いないと思われます。
 今、ここで利用されているみなし仮設制度の利便性について考えることは、未来に自分が利用するかもしれない制度の利便性について考えること。
 どのようなみなし仮設制度が理想的か、皆さんも一緒に考えませんか?




〜ご寄付を募集しています〜

 一般社団法人 minori では、益城町社協から委託を受け、益城町で熊本地震の被害を受け、みなし仮設に一時入居された方々のご支援をしています。
 熊本地震から2年が経ち、みなし仮設からも、転居される方々が増えてきました。しかし、みなし仮設を既に転居されたご世帯は、行政からは「再建済」と分類され、被災者としてのサポートは、もう無い状態です。
 これらの方々の中には、社会から孤立していたり、生活費が足りない等の困りごとを抱えた方が一定数いらっしゃいます。
 一般社団法人 minori は、現在みなし仮設にお住まいの方々のみでなく、過去のみなし仮設のご支援の中でご縁ができ、かつ支援を必要とされている方々のご支援を続けて行きたいと願っていますが、「益城町支え合いセンター」のとしての予算は、当然ながらこの分野に使用することができません。

 支援を必要としている方々の為の活動資金として、皆様の寄付を募集しています。
 趣旨にご協力・ご賛同頂ける方がいらっしゃいましたら、是非よろしくお願い致します。

ご寄付の受付先はこちらから


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