■相談支援について■ |
益城町地域支え合いセンター みなし仮設部門 がご支援している みなし仮設 は、全部で1611世帯。 範囲は熊本県内。中には、山鹿市、玉名市、菊池市、人吉市、天草市等にお住まいの方もいらっしゃいます。 これらのご世帯について、熊本県・益城町からいただいた情報を元に、基本的にみなし仮設へご訪問させていただき、お話を伺い、ご支援につないでいます。 |
■初回面談 一般社団法人 minori では、「一度はお会いする」ことを大切にしています。 支援する者として、実際に会って自己紹介し、連絡先をお渡しすること。 お顔を見て、声を聞いて、その人を知ること。 それが大切なことだと思うからです。 被災された皆さんそれぞれに、あの日から今までの“物語”があると思います。 そのお話をお聞かせ下さい。 一緒に、あの日から今を、考えましょう。 とはいっても、お仕事等、ご不在がちな方も多くいらっしゃいます。 一般社団法人 minori では、訪問の際、ご不在の世帯には、「不在票」を投函させていただいています。 お手隙の時間がありましたら、面談をお願いしたい……というのもありますが、何より、「いつでもご支援のご用意があります」とお伝えし続ける為のご連絡です。 何かお困りのことがありましたら、それまでにお会いしていなくても、いつでも、ご連絡をお願い致します。 基本的にみなし仮設へお伺いしていますが、場合によっては、職場や従前地にもお伺いしています。 みなし仮設以外への訪問をご希望の方も、是非ご相談ください。 また、日中お仕事の方にお会いする為、週一回程の頻度で、夜間訪問を行っています。 18:00〜21:00程度の時間帯です。 不在票を受け取られた未面談の方で、この時間帯に面談が可能な方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡をお願い致します。 |
■継続面談 一回の面談で、信頼関係が築ける…ことはおそらく無いと思います。また、生活者ですから、環境や事情は変わっていきます。 この為、緊急に対応が必要な世帯は当然として、そうでない世帯にも、定期的にご訪問をしています。 緊急に対応が必要な世帯に関しては、問題を共に考え、 ・益城町役場への同行や申請書類の書き方の説明 ・益城町役場・益城町社会福祉協議会、地域包括センター等へのつなぎ ・一級建築士や弁護士等の専門職・専門相談へのご紹介 ・病院受診や障害者手帳取得等のお手伝い このようなご支援を組み合わせ、解決に向けてサポートします。 一回ではうまくいかない時も、一緒に原因を考えながら、何回もトライしてみましょう。 嬉しいこと、不満なこと、色んなことを「話す」ということは、心の大事な浄化作用になります。 みなし仮設の方々には、近所に知り合いがいない方が多くいます。 益城町は一戸建ての多い町ですから、初めてアパート暮らしをした、アパート生活に慣れない、アパートの近所づきあいに慣れない、という話を良く聞きます。 また、アパートでの近所づきあいができる方でも、転居先の近所でまで、あえて地震の話はしたくない、という方も多いと思われます。 愚痴が言えない、ということもあると思います。 私たちにとって、「話や愚痴を聞く」ということも、大切な大切なご支援です。 聞くことによる心の浄化作用もありますし、何かしらのご支援の糸口が見つかる可能性もあります。 是非、何度でもお会いさせてください。 もちろん、ご不在のとき、不在票が入っていても、「申し訳ない」と思われる必要はありません! |
■“話せる人”を持つことで、必要なときに必要なことが必要な人に届く支援を
私たちは、「困っている人」を見つける為に、日々ご訪問をしています。 困っているのに、相談先が分からない。 困っているのに、自分が困っていることが分からない。 困っているのに、「困っている」と声をあげていい事柄なのか分からない。 そこを「困っている」と、伝えていただける場になれたら、何かができるかもしれない、一緒に考えられるかもしれない。 対面でも、お電話でも、どんなツールでも。 まずは、「お話できる」関係作りを心がけたいと思っています。 どうぞ、皆様、よろしくお願い致します。 |
| 職員・ボランティアの募集 | 個人情報の利用目的 | . |
一般社団法人 minori 〒862-0917 熊本市東区榎町23-102-2号 / TEL 090-5945-1926 |
COPYRIGHT (C) 2018 一般社団法人 minori. All rights reserved |